南大隅町 MINAMIOSUMI TOWN
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更新日:2022年3月18日
子どもは大人と同等の人権を持つ一人の人間です。頭ごなしに否定し、大人のルールに無理矢理乗せるのではなく、子ども自身の主体性や考え方も尊重しましょう。また、虐待には暴力に限らず、食事を与えない、病気やけがを放置するなど、親の監護を怠る「ネグレクト」や「心理的虐待」、「性的虐待」も含まれます。
虐待は、家庭での密室で行われることが多く、発見が困難です。子どもを地域全体で見守り、子どものSOSのサインに気付いたときは、迷わずに南大隅町役場窓口や児童相談所に連絡してください。
南大隅町の高齢化率は、県内で一番高く、高齢者の方々が、安心して暮らせるようあらゆる方策が求められています。特に認知症などの病気を抱えた場合は、自分の意思を正しく伝えることが困難です。地域の方々も人としての尊厳を守りつつ、高齢者への虐待、悪質商法などトラブルに巻き込まれないよう、身近な高齢者の変化を見逃さず、地域みんなで支え合う社会を構築しましょう。
相談窓口 南大隅町地域包括支援センター Tel 0994-28-1333
南大隅町介護福祉課 Tel 0994-24-3126
障害には様々なものがあり、難病を含む体の内部障害や精神障害、発達障害など外見では不自由さが伝わりにくい場合があります。このような方々は行動や態度で誤解を受け、つらい思いをすることが多いものです。それぞれの障害に歩み寄り不便さを理解し、状況を汲み取った配慮が求められています。また、障害のある人を特別視せずに自然体で声かけやあたたかいふれあいの心で接しましょう。
日本社会の歴史的発展の過程において形成された身分制度の影響などにより、結婚や就職などで差別を受けている人たちがいます。人は誰しも、生まれてくる場所を選ぶことはできません。同和問題について正しく理解し、認識を深め、差別や偏見をなくすことが大切です。
「同和」と言うように単独で用いられる用語は極めて差別的な意味合いで使われてきた歴史的経緯があります。使用するにあたっては正しく「同和問題」と意味を理解し、省略形でない用語で使用することが大切です。
家庭で家事や育児を「女性だから」と決めつけず家族が共に責任を果たすことで、家族みんなが暮らしやすい環境が生まれます。
職場や地域でも、「男性の方が」と決めつけず能力や意欲に合った仕事をすることで、みんなが生き生きと活躍できる環境が生まれます。
少し意識を変えるだけで、性別に関係なく安心して暮らすことができる社会が実現します。
配偶者等からの暴力やセクシャル・ハラスメントは、社会における男女格差や女性差別の意識等が背景にあり、安心・安全に暮らす権利を侵害する許されない行為です。
相談機関 鹿児島県男女共同参画センター相談室 Tel 099-221-6630
受付時間 水曜日・木曜日・金曜日・土日曜日(午前9時~午後5時)
火曜日・休館日の翌日(午前9時~午後8時)
ハンセン病は古くから知られている病気で、国の政策により強制的に隔離され、ご本人だけでなく、家族も偏見や差別を受け、かけがえのない多くの方々の人生が奪われました。
病気が治っても家族の元へ帰れず、社会復帰が難しい状況にあり、今もなお、多くの方々が、療養所での生活を余儀なくされています。ハンセン病問題の歴史を学び、交流を重ね、差別解消の心を育んでいきましょう。
ハンセン病対策相談窓口 鹿児島県保健福祉部健康増進課 Tel 099-286-2702
国が違えば、文化や習慣が違ってあたりまえです。日常生活の一つひとつに、それぞれ違うマナーがあります。国籍や肌の色で差別などせず、異文化を寛容に受けとめ、相違を認め合うことで、真の国際交流が生まれます。お互いを尊重し合うことが大切です。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)自体は感染力が弱く、性行為以外の日常生活では感染しません。
しかし、HIV感染者・エイズ患者の方々は、誤った情報や恐怖心から生まれた偏見のために、結婚や就職などでいわれのない差別を受けています。
どんな病気の人であっても、人権は守られなければなりません。もう一度病気のことを正しく理解し、社会全体でHIV感染者・エイズ患者やその家族を支えていきましょう。
パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなど、今や私たちは簡単にインターネットの世界にアクセスができるようになりました。確かに便利ですが、使い方を間違えると人を傷つけてしまったり、情報が悪用されたり、犯罪に巻き込まれることもあります。
相手が見えないからこそ、ルールを守り、モラルをもって使うことが大切です。
北朝鮮によって拉致された被害者とその家族の方たちは、家族と一緒に暮らす権利を突然奪われました。そして安否の情報も得られない不安な毎日を何年も過ごしています。
解決するために私たちができることは、この問題を決して風化させないよう関心を持ち続けること。拉致被害者の方の人権、待ち続ける家族の人権を守るために、問題意識をしっかり持ちましょう。
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