南大隅町 MINAMIOSUMI TOWN
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更新日:2021年9月13日
マダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が高まります。
マダニに咬まれることで、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、ツツガムシ病などに感染することがあります。
野外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認してください。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。
マダニ対策,今できること(国立感染症研究所昆虫医科学部,平成29年5月11日)
帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなどする。
長袖・長ズボン・登山用スパッツを着用する。(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる。)
虫よけ剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われています。
無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらいましょう。
マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血するため、無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまうことがあります。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症したイヌやネコの体液等からヒトが感染することも否定できないことから、SFTSを含めた動物由来感染症の感染を防ぐため、体調不良の動物等と接する機会がある場合は、個人防護具(手袋、防護衣等)により、感染措置を講じてください。
また日常的な対策としてイヌやネコの飼育動物の排泄物(血液、便、尿等の体液)の取り扱いに留意し、飼育動物へマダニの駆除剤等の投与を行ってください。また、飼育動物の健康状態の変化に注意し、体調不良の際には動物病院を受診してください。
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